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子どもの安全と保護者の監護義務について

◆香港では少なくとも11歳以下の子供を自宅に一人にすることは避けるべきだというコンセンサスがあります。また、11歳以下の子どものみでの外出が原則として認められていません。そのため、保護者などの同伴者がいない状態(1人)で地下鉄(MTR)やバスなどの公共交通機関を利用することが制限されます。

◆香港ではこの年齢制限が厳格に運用されることが多いため、登下校に関わる学校や通学バス亭までの送り迎えは、大人が同伴するかヘルパーなどを手配するのが一般的です。

◆香港での16歳未満の子どもの主な決まりとして、保護者には養育・監護の法的責任があり、児童虐待防止法により保護者による故意の放棄や虐待が禁じられています。また、満11歳になった子どもは、速やかに香港身分証(HKID)を申請・所持しなければなりません。

保護者(親権者、養育者)の責任

・子ども(16歳未満)は、虐待や放棄といった大人による犯罪から守られるべきであるだけでなく、子どもがそうした被害にあった場合、その保護者の監督責任が問われます。

⇒香港条例第212章(人身への侵害に関する罪への罰則)第27条「保護すべき児童への虐待ないし疎略」


・(例1)一人で遊んでいた子どもが誘拐された場合、誘拐した犯人だけでなく、子どもを放置していたことで保護者の責任が刑法で問われます。保護者は被害者の親であるだけでなく、子どもがそうした被害にあう状況に置いてしまったことの責任を負います。

・(例2)自宅にお子様を一人残して近くのスーパーに買い物に行った。その間にお子様に事故があった場合も解釈上は同様です。


児童の自主登校、子どもだけで習い事や学習塾へ通ったり、近所の公園で遊んだりすることも、事故が起こったときには保護者の責任が問われますので、十分にご留意ください。